大友由紀のまごころトーク⑪『安心のために終活の第一歩を』|まごころのお葬式は大友葬儀社
不安を安心へ、事前の準備が大きな備えに
こんにちは、㈲大友葬儀社 専務の大友由紀です。
誰にでも必ず訪れる死の話は、ついこの前までは『縁起でもない』『ふれたくない…』などまだまだ考えたくない話でした。
そんな縁起でもないと眉をひそめられる方の多くは、お葬儀はその時がきてから考えればいいという方が多かったように思います。
ここ最近、特に東日本大震災以降より、『終活』という人生の終焉にむけた活動が盛んになってきました。
予期せぬ大津波で命を奪われた方々、明日生きているという保障など誰にもないのだ…ということを痛いほど感じさせられました。
年頭にお寺様からいただいた会報の中にこんなことが書いてありました。
“あなたの残された人生の時間の今日が始めの一日なのです”その通りですよね、今日という日から亡くなるまでの間で、今より若い時はありませんよね。
私は、全葬連葬儀事前相談員という資格を持っています。
最近は、お葬儀の相談にご来店されるお客様が多くいらっしゃいます。
お店に入ろうか入るまいか、3回もお店の前を行ったり来たり悩んでいた方がいました。
私が「どうかなさいましたか?」とお声をかけた所やっとお店に入って来られて、「実は相談したいことが…。」ときりだされて、ご主人様が末期のガンで余命僅かとご相談がありました。
「おつらい中、よくご相談にお越しくださいましたね。」とお声掛けしましたところポロリと涙を流されて、色々な想いを話され、じっくりとお話をすることができました。
この方のようにお医者様から余命宣をされて近々お葬儀を控えた方のお悲しみのご相談と、ご自分の為に将来どうしたらよいだろうかというご相談も多くなってきました。
おひとりおひとりの相談内容はすべて異なります。
葬儀の流れや地域のしきたり、どの位の費用を準備しておいたらよいのかなど、様々な相談をお受けしております。
お帰りの際には、「あぁー、安心した~、相談に来て良かった。」とお帰りになられます。
こうしなければだめだと思っていたことが、あんな方法やこんな方法もありますよとお話しすると、「家族でゆっくり相談してまた来ます。」と何度も相談にお越しになる方もいらっしゃいます。
自分が亡くなった後のことを考えて備えることは、これからの自分らしい人生を考えていくことでもあります。
アメリカの大学の教授もおっしゃっておられました。
“自分が亡くなる前に、後悔しない方法は、その時を迎えるまでにきちんと準備をして安心して死ねることだ”と。
葬儀は一度きりでやり直しがききません。
後悔しないお葬式をするためには、事前の準備が大切です。
どのように自分の最後をむかえたいか、自分が死んだらどんなお葬式をしてほしいか、どんな形のお墓に入りたいのかそんなことを元気なうちに考えて終活しようという機運が最近とても高まっています。
元気なうちにご家族と終活についてお話しされてみてはいかがでしょうか。
大友由紀
【大友由紀のまごころトーク】
これまでのまごころトーク一覧は下記よりご覧いただけます。
▶㈲大友葬儀社HPより:大友由紀のまごころトーク
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大友由紀のまごころのトークでは、出張セミナーも行っております。
終活についてやこれからの人生の歩み方などご希望に合わせた内容でお話いたします。
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