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大友由紀のまごころトーク⑧『お盆供養~本当に故人は帰って来ますか?~』|まごころのお葬式は大友葬儀社

ご先祖様にまごころを込めて

 

こんにちは、㈲大友葬儀社 専務の大友由紀です。

 

お盆には、先祖の霊が帰って来ると言われています。

地域によってお盆の時期は異なります。関東では7月、東北では8月にお盆を迎えます。

先祖の霊をお迎えして、もてなしお見送りするまでの一連の行事を行なう時期がお盆です。

 

お盆前には、お墓掃除やお仏壇のお掃除をしておきます。

13日の午前中までには、お迎えの準備を終わらせます。

季節の果物やお菓子、生花そして生前好物だった物をお供えします。

代々そのお家ならではのお供え物があるかもしれません。

ちなみに私の家では、必ず干し椎茸でだしをとった醤油のおくず汁を必ずお供えします。

 

13日は、お迎えの用意が出来ましたらお墓参りに向かいます。この時期に施餓鬼供養をするお寺様も多いようです。

昔は、お墓参りの火を提灯に灯して帰って来て、迎え火としていました。今でも、盆提灯をお飾りし、夜には迎え火をつけて先祖を迎えます。

特に、初盆の際は提灯の火を目指して迷わずに帰って来るように、白張りの特別な盆提灯を吊るします。

 

14日と15日は、お墓には誰もいなくなくなるのでお墓参りはしません。ご自宅でご供養をします。

 

16日は、夕方にお墓参りをして、送り火を焚いてご先祖様の霊を見送ります。

 

お盆によく見る精霊馬は、胡瓜を馬に見立てて「早く帰って来てほしい。」、茄子は牛に見立てて「ゆっくり帰って。できればまだ居てほしい。」という家族の気持ちを表していると言われています。

現代では、忙しくて昔のように盆棚を用意したり、華やかなお盆飾りの省略化がすすんでいますが、ご先祖様は日頃から私たちをお守りして下さっていますので、今自分にできる限りのおもてなしをご先祖様にして頂きたいと思います。

 

余談にはなりますが私の実体験話です。

実の母の新盆の年の夜に、母が「由紀さーん、由紀さーん」と私の名前を呼ぶ声がしました。本当に驚きました。

私が「母に逢いたい」と思慕していたからかもしれません。貴方の処へもお盆に逢いたい方が帰ってくるかもしれません。

 

ご先祖様からの“命のバトン”を次に繋げていくために、子供さん方と一緒にお盆の用意をして、お墓参りをして下さい。そして、『ご先祖様に感謝を述べる事』や『ご先祖様がお墓参りをとても喜んでいる事』を教えて頂きたいのです。

今は、貴方の番なのですから…。今年もお盆をお迎え下さい。

 

大友由紀

 


【大友由紀のまごころトーク】

 

これまでのまごころトーク一覧は下記よりご覧いただけます。

▶㈲大友葬儀社HPより:大友由紀のまごころトーク

 


【まごころトーク出張セミナー】

 

大友由紀のまごころのトークでは、出張セミナーも行っております。

終活についてやこれからの人生の歩み方などご希望に合わせた内容でお話いたします。

㈲大友葬儀社HPより:出張セミナーの様子

 

【出張セミナーのご依頼はこちら】

㈲大友葬儀社 大光殿 ☎0223-22-2347

お問合せ 専務 大友由紀まで

 

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