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もしものために事前に準備をしておくと良いこと|岩沼市のお葬式は大友葬儀社

『事前の備えが大きな安心に』

 

 

こんにちは、㈲大友葬儀社 2級葬祭ディレクター、お葬式相談員の大友美佳です。

 

ひと昔までは、生前に『死』や『葬儀』に対して準備をすることは、「縁起でもない」「不謹慎だ」とタブー意識があり、今でもそう思う方が多いと思います。

しかし、近年では「残される家族の負担を減らしたい」「自分自身の葬儀の準備をしたい」という考えで事前相談や事前準備をする方が増えてきています。

 

お葬式は故人様との最後のお別れの大切な儀式です。

いざという時、悲しみの中で慌たり、不安にならない為に『事前相談』や『事前準備』は家族にとって、とても重要な役割があります。

 

また、自分自身のお葬式についても準備や相談をする方が多くなりました。

「好きなお花を祭壇に飾りたい」「好きな音楽を流して欲しい」「趣味の物を展示して欲しい」など様々な希望の準備が出来ますし、その希望をご家族に伝える事が出来ます。ただ出来る事、出来ない事がありますので、その点についても前もって確認する必要があります。

 

たった一度きりのお葬式です。悔いのないお葬式をする為に事前の備えが大きな安心になります。

 

今回は葬儀について事前に準備するポイントを紹介いたします。

 


【目次】

1.喪主を決めましょう
2.連絡者リストを作成しましょう
3.どこで葬儀をするか決めましょう
4.葬儀形式を決めましょう
5.人数の把握をしましょう
6.財産関係の把握、整理をしましょう
7.遺影写真を決めておきましょう
8.住民票の確認、本籍の確認
9.ご安置場所を決めましょう
10.葬儀社を決めましょう

 

 

 

【1.喪主を決めましょう】

葬儀を主導で進める喪主を決めておきましょう。

喪主を誰にするか決まりはありませんが、一般的には「家」や「お墓」を継承していく方が喪主を務めます。

喪主の優先順位は基本的には①故人の配偶者、②故人の直系男子、③故人の直系女子、④故人の両親、⑤故人の兄弟姉妹となります。

 

 

【2.連絡者リストを作成しましょう】

故人が亡くなったことを誰に伝えるかはとても重要な事です。

顔を知っていても連絡先がわからなかったり、存在そのものがわからなかったりということは珍しくありません。

万が一の時に備え親族友人リストを1つ作成しておくだけで人数把握や連絡が非常にスムーズになります。

 

リスト作成後はデータを見つけられない、見つけてもロックが解除できないなどを回避する為にパソコンやスマートフォンなどのデータで残さずに、紙にプリントして保管しておきましょう。

また、もしもの時に親戚への連絡が分からない場合は、親戚や友人の中でも顔の広い方にお願いをし、訃報を伝えて頂くこともあります。

 

 

【3.どこで葬儀をするか決めましょう】

葬儀を行う場所を決めましょう。

葬儀会社が運営する『葬儀会館』『自宅』『寺院』『その他施設』など葬儀を行う場所は様々です。

希望にあった斎場を事前に家族で決めておく必要があります。そして信頼できる葬儀社を選んでおきましょう。

 

 

【4.葬儀形式を決めましょう】

宗教や菩提寺を確認しておきましょう。

一般的には故人の信仰していた宗教の形式で行いますが、無宗教の場合もあるので事前に確認しておきましょう。

葬儀形式には『一般葬』にするか『家族葬』や『火葬式』など様々な形式があります。

自分達が望む葬儀形式を事前に家族で話し合っておくことが、万が一の時に家族間でのすれ違いがなく進める事が出来ます。

葬儀形式それぞれにメリットやデメリットがありますので、比較しながら決めましょう。

 

▶㈲大友葬儀社HPより:葬儀形式の種類、メリット・デメリット|岩沼市のお葬式は大友葬儀社

 

 

【5.人数の把握をしましょう】

葬儀規模というのは、「会葬者の人数」で決まりますが、正確な人数を算出する必要はありません。

親族の人数、交友関係、社会的地位などを参考に分かる範囲でどれくらいの規模の葬儀になるかを考え、会葬者の人数を把握します。目安となるのは、年賀状の作成の数です。

会葬者が多いと必然的に葬儀規模は大きくなります。したがって、葬儀場所の大きさの基準が決まります。

会葬者の人数によって葬儀費用は大きく変動するので、事前に人数を確認する事はとても重要です。

 

 

【6.財産関係の把握、整理をしましょう】

原則、逝去後は故人名義の口座関係は凍結されていまいます。

凍結を解除するには相続人全員の承認や、数ヶ月掛かる事も珍しくありません。

ライフライン等の自動引き落としもありますので、事前にお金の移動や管理をしておく必要があります。

その他、有価証券・土地権利書・借り入れ状況等を一度調べる事をお勧めいたします。

またご本人の健康保険・年金・介護保険・老人手帳等も分かる様にきちんと管理しておきましょう。

 

 

【7.遺影写真を決めておきましょう】

万が一の時に慌てないためにも事前に写真を準備することをおすすめいたします。いざ葬儀の際に写真を探し始めても半数以上の方はすぐには決められません。

遺影写真は今後、ずっとお飾りするものになります。

故人の人柄が分かる表情のもので、最近のものであることが望ましいです。

着せ替えや背景などは調整が出来ますので、お顔がはっきりと写っている画質の良いものを選んでおきましょう。

 

最近ですと、写真屋さんで遺影写真を撮りに行く方が増えております。

納得できる写真を撮ってもらえますし、多少の加工もして頂けます。お気に入りのお洋服や髪型で撮って頂けるのでお勧めです。

また男性は写真を撮る側なので、写真が無い方が多くいらっしゃいます。

旅行に行った際やお孫さんと一緒に写ったりなど、ご夫婦でお互いに写真を撮り合うのもいいかと思います。

 

 

【8.住民票の確認、本籍の確認】

対象者が何処に住民票を置いているかは大事です。

対象者の住民票の住所により、「市民」「市民外」の区分がされます。

自治体によっては区分により火葬場の利用料金が異なりますので、死亡届の提出の際にも、故人の正確な住所・本籍・筆頭者等を記入しなければなりませんので事前の確認が必要です。

よくあるのが、本籍を現住所に移していたつもりでも、確認をしたら前住所のままになっていたり、名前の正式な書き方が違っていたりします。一度きちんと調べておきましょう。

 

 

【9.ご安置場所を決めましょう】

病院施設等で亡くなられた場合のご遺体安置場所を決めておきましょう。

基本的には自宅に戻り、家で家族と最後の時間を過ごします。

マンション住みで戻れない場合や、亡くなったことを近所の人に知られたくない場合など諸事情により安置できない場合は、葬儀会社の斎場またはご安置施設に直接搬送しご安置になります。

家族間で事前に何処にご安置するか話し合いをしておきましょう。

 

 

【10.葬儀社を決めましょう】

葬儀を執り行うには、葬儀会社選びが重要な役割を持っています。

慎重に検討し、信頼できる葬儀社を選ばなくてはなりません。

亡くなってから葬儀社を決めると、その葬儀社が自分たちに合った業者なのかどうかを判断する時間がありません。

前もって葬儀社を探す事で自分たちに合う葬儀社を選ぶ事が出来ます。

可能であれば数社に連絡し、信頼できる葬儀社か判断する為に見積り、明確な葬儀プラン、担当者の対応などを比較・検討してから選ぶことが大切です。

 


 

今回は葬儀の事前準備についてお話をさせて頂きました。

 

 

時間に余裕があることに万が一の時に備え準備をしておくことが、心身の負担の軽減と安心に繋がります。

 

もしもの時は、大きな悲しみで何をすべきか考える時間もない中でたくさんの事に対応しなければならないのが葬儀です。

葬儀の多くは急である為、よく分からないまま終わってしまうのが現実です。後々になって『もっとこうすればよかった』と後悔される方も、少なくありません。

悔いの残らない葬儀にする為にも、事前に知識を得たり、相談したりする事は、葬儀の不安を解消するとともに、後悔しない葬儀の為にとても重要です。

 

生前の時間に余裕がある時に考えておくことで、それぞれの想いを反映した葬儀を行う事が出来る様になります。

 

私もこの仕事をしていて、病気や年齢などは関係なく「死は突然」「次は自分が死ぬかもしれない」という事を痛感しております。

実際に、私の家族には何が起きてもいい様に、『自分の希望する葬儀内容』やこういう事をして欲しいと伝えております。

 

いつ何が起きてもいい様に少しずつ事前の準備を進めませんか?

 

 

㈲大友葬儀社 大友美佳

 

 

大友葬儀社へのお問合せはこちらから

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