葬儀形式の種類、形式のメリット・デメリット|岩沼市のお葬式は大友葬儀社
葬儀形式の種類は何が違う?
こんにちは、㈲大友葬儀社 2級葬祭ディレクター、お葬式相談員の大友美佳です。
最近、CMや広告などで『家族葬』という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
家族葬も様々ある葬儀の種類の一つです。
葬儀と言っても様々な種類があります。葬儀の種類は会葬者の人数やお呼びする範囲によって違います。
今回は葬儀の種類やその葬儀種類内容のメリット・デメリットについてお話をさせて頂きます。
様々な葬儀の種類やそのメリット・デメリットについて詳しく紹介いたします。
ぜひ、葬儀選びの参考にして頂ければと思います。
まずは、葬儀はどんな種類があるのか。
葬儀の種類やその形式のメリット・デメリットをご紹介させていただきます。
【目次(葬儀形式の種類)】
1.一般葬
2.家族葬
3.直葬(火葬式)
【1.一般葬】
一般葬とは、故人様と生前お付き合いのあった友人・知人・会社関係者など多くの方に参列して頂く葬儀です。
<メリット>
・葬儀後の自宅弔問への対応を減らせる
・香典収入がある為、香典負担が少なくなる
・親しかった方々にお別れをして頂ける
・お世話になった方々への挨拶が一度で済む
<デメリット>
・大勢の参列者に対してのおもてなしの気遣いが必要になる
・参列者の人数予想が難しい
一般葬は、家族や親族、近しいご友人でお別れをする家族葬よりも、お呼びする方の範囲は広がります。
お住まいの近所の方々、故人の仕事関係や趣味のサークルなど、一般の方にも葬儀をご案内します。また、喪主の友人や職場の方などをお呼びします。
家族葬が少人数で行う葬儀であるのに対し、一般葬は中・大規模な葬儀となります。予想される参列者の人数に応じて、葬儀場などの施設の大きさも考慮する必要があります。参列していただける方の人数が多いと事前に予想出来る場合は一般葬を選ぶことをおすすめいたします。
【2.家族葬】
家族葬とは、葬儀にお呼びする方を身内や親族、故人と親しかった友人などに限定した小規模のご葬儀です。
<メリット>
・故人様とのお別れ時間をゆっくりと過ごせる
・お呼びした方だけが来るので、気遣いや対応への負担が減る
・参列者の人数を把握出来る
<デメリット>
・葬儀後の自宅弔問への対応に疲れてしまう
・ご親族や周囲へ方の理解が得られない場合がある
・香典収入が少ない為、喪家の費用負担が多くなる
家族葬をお考えの方は、まず家族葬のメリット・デメリットをよく理解することが大切です。
家族葬は最近出来た葬儀の新しい形なので、中身がまだまだ広く知られていないのが現状です。
メディアでも『家族葬』という言葉ばかりが先行して、実際に家族葬というものがどのような形で行われるのか、またどういった準備が必要なのかまでは紹介されていません。
そのため、家族葬を選択したことで「後悔している」というお声をよくお聞きします。
家族葬も一般葬も、お通夜と葬儀・告別式を2日間で行う葬儀スタイルは同じです。
葬儀の名称に『家族』と付くため、家族だけで行うものだと思われる方もいますが、実は家族葬にお呼びする参列者に制限はありません。
ご近所や親類縁者といった地縁・血縁の希薄化や、「故人の遺志や遺族の想いを反映できる葬儀を行いたい」という、形式にこだわらない方が増えたことで、時代の流れとともに家族葬は年々増加しています。
一方、家族葬は近年新たに生まれた葬儀の形式だけに、家族と参列者で認識のずれや、葬儀に呼ばれなかった方との間でトラブルになるケースがあります。
家族葬について詳しく知りたい方はこちら
▶㈲大友葬儀社HP 岩沼市の家族葬について
【3.直送(火葬式)】
直葬(火葬式)とは、通夜・葬儀を行わず、火葬のみを行うお別れです。
<メリット>
・費用負担が少ない
・連絡した方しか参列しない
・家族だけなので故人様とのお別れ時間をゆっくりと過ごせる
<デメリット>
・見送り方に悔いを残すことがある
・ご親族や周囲へ方の理解が得られない場合がある
・火葬までご遺体の安置場所に悩む
・菩提寺とトラブルになる恐れがある
直葬(火葬式)は『安置して、24時間を経過したら火葬にし、収骨をして終わる』という非常にシンプルなカタチです。
呼び方に『式』や『葬』と付いていますが、お通夜、葬儀・告別式と比べると簡易的な部分や略式の部分がある為、厳密には正式な葬儀式ではありません。
経済的な負担も少ないということから年々増加傾向にある直葬(火葬式)ですが、トラブルに発展することも少なくありません。
トラブルを回避するためにはご親戚、周囲の方々に理解を得る事、そして菩提寺に直葬(火葬式)の事前の相談をしておく事がとても重要になります。
今回は葬儀形式の種類やメリット・デメリットについてお話をさせて頂きました。
弊社の葬儀施行割合は、一般葬60%、家族葬35%、寺院葬・その他5%です。
年々葬儀の規模が縮小化し、小規模の一般葬や家族葬が多くなってまいりました。
時代も変化し、葬儀の形も様々なものが見られるようになりました。葬儀形式によって内容が変わり、葬儀にかかる費用も大きく異なります。
近代の多様化が進み、情報ばかりが独り歩きして、どういった葬儀形式を選べばいいのか、実際の所は分からない事が多いかと思います。
メリット、デメリットを考慮して頂き、どのようなカタチでお葬式を行うか、故人様を想いながらご家族でしっかりお決めいただくのがいいですね。
今回ご紹介した内容が葬儀の知識として役に立てば幸いです。
㈲大友葬儀社 大友美佳
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